「フィジカルアセスメントトレーニング」動画を公開しました。

薬剤師業務は、オンライン服薬指導などICTやデジタル化への取り組みも含めて、求められる役割と職能は大きな転換期を迎えています。2022年春、医師が発行する処方箋にリフィル処方が導入されました。これにより、薬剤師には患者の病態把握、薬効の確認や副作用の早期発見を目的にフィジカルアセスメントに関するスキルがいっそう必要となります。現在、薬学生や薬剤師は臨床実習や研修会などを通してこれらのスキルを学んでいますが、その機会は依然として少なく教材に関しても書籍物が中心であり、未だ不十分な状況です。我々はこれまでに正常または異常な聴診音のストリーミングが可能な動画教材を制作してきました。しかしながら、それら動画の再生時間は長く、音の再生のみでは理解が容易ではありませんでした。そこで、アセスメント項目をさらに詳細に分け、可能な限り再生時間を短くし、新たに音のイメージ波形や患者シミュレータも活用した動画を制作しました。これらのコンテンツは、バイタル編(全6回)、聴診編(全7回)、その他編(全2回)、心電図編(全7回)の全22本からなり、各1分~8分の動画となっています(2022年4月現在)。是非、ご視聴ください。

 

“患者シミュレータと合成音を活用したフィジカルアセスメントトレーニング”はこちら


投稿日: 2022.04.25