ダウンロード疾患別の副作用を横断的に検索可能にする副作用データベースの作成

厚生労働省と医薬品医療機器総合機構のホームページにPDF形式にて公表されている重篤副作用疾患別対応マニュアル全75種類を基に、患者症状や視覚からの身体・病理所見を含むフィジカルアセスメントの学習を補うことを目的に、薬学生が容易に学習可能な副作用予防や早期発見・対応の支援となる副作用データベースを作成しました。副作用名、部位、患者用に記載されている症状、早期に認められる症状、自覚症状、他覚症状、検査所見、画像所見、病理検査所見、好発時期、推定原因医薬品、治療方法、薬物療法および補足の項目に分け、薬学生に必要な内容を抜粋し、エクセルにまとめております。公表されているマニュアルは疾患毎に閲覧しますが、我々が作成した副作用データベースを使用することにより、横断的な検索が可能となりました。また補足には、マニュアルに掲載されている画像所見または病理検査所見の図・表を挿入することで、視覚からも容易に確認が可能となっています。

使用方法

キーワードで検索を行いたい場合は、エクセルの検索機能を使用してください。副作用データベースには「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の原文の確認ができるようにリンクを貼っています。pdfファイルのアイコンをダブルクリックすると、原文にジャンプします。

重篤副作用疾患別対応マニュアル(九保大版)の副作用データベース(注意:133MB)